2011年9月7日水曜日

明日香の「かかしロード」=その2=

図書館へ行くついでに、一昨日に訪れた稲淵の棚田を再訪。妻のチカコに「行きたい」と言われ、シブシブ…。しかし、新たな「収穫」が2つも。一人で行ったときには何とも思っていなかったものが、チカコの目が加わって、「見える」ようになりました。

一つ目は、「男綱(おづな)」。飛鳥川にかけられている綱で、毎年1月、成人の日に行われる稲渕の「綱掛け神事」の綱だそうです。男性のシンボルを模したもので、別の場所には「女綱(めづな)」があるそうです。(写真はクリックで拡大できます

2つ目は、ショウキズイセン(黄色ヒガンバナ)。一昨日にも見てはいるのですが、「土手に黄色い花が咲いてるナア」ぐらいにしか思っていなかったのですが、本州では珍しい黄色いヒガンバナで、沖縄では普通に「ヒガンバナ」と呼ばれているものだそうです。
黒いアゲハがとまっています(拡大すればよくわかります)
「かかしロード」には新たに仲間入りしたものが…。今回は、前回には見ることのできなかったものをいくつかご紹介します。ちょうど設置に来られていた大阪に住む若いご夫婦とお話しすることもできました。







前回はビニールでおおわれていました






車に戻るとき、何やら数人がかりで作業をされていました。その中のお一人にお話を伺うと、イノシシ対策に電子柵を設置しているとのこと。イノシシ以外にもタヌキ、シカ、そしてアライグマ…、さすがにサルは出ないそうですが、動物によく作物を荒らされているそうです。

途中、石舞台古墳の近くに早咲きのヒガンバナがあります。毎年、この場所では早く咲いているようで、記念に写真をパチリ。

チカコにセガマれていやいや出かけたのですが、帰りの車中では「行ってヨカッタ…」。「彼岸花祭」のころにも行ってみたくなりました。
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6 件のコメント:

  1. チカコさまの花への思い、きくさまの自然を愛するハートが伝わる「ひとひら」になりましたね。
    案山子たちもお天気で活き活きして。
    きくさま、サザンの原ボウ、原由子さんの「花咲く旅路」という曲、ご存知ですか。(携帯電話のソフトバンクのCMでも使われたことがあります。)その曲を思い出しました。
    今日は職場でちょっとへコむ思いをしましたが、奈良のK氏、
    U先生、お仲間のお歌、きくさまのHPを拝見して、かなり回復
    モードに返していただきました。

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  2. くま女房さんへ

    職場でお疲れのところ、コメントをいただきありがとうございます。
    この「記事」が少しでも「癒し」となればうれしいです。

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  3. 今日演奏した訪問先で面白いやりとりがありました。
    「かもめの水兵さん」という曲を皆さんと歌った後、「白い帽子、白いシャツ、白い服のかもめの水兵さんって見たことありますか」と尋ねたら、大抵今までなら「ない、ない」という返事が当然返ってきますわナ。
    ところがいちばん前に座っておられた80代の女性が
    「ありますよ」の返事。
    驚いたら「私の家、海の近くでしたもの」だと。続いてその歌詞の中に出てくる「波でチャプチャプおせんたく」を取り上げ、「これは見たことないでしょ」と皆に問いかけると例の女性、また「見たことあるよ」と仰り、「私の家、海の近くでしたもの」と真顔で答える。
    このやりとりを聞いていた他のみんなはニコニコ。ワタイも必死に笑いをこらえましたワ。
    この女性「好きになった人」の曲では」涙ぐんで歌っておられました。歌詞の中に「泣いたらダメよ」とあるのに・・・

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  4. MR.BONさんへ

    よくできた落語のようなお話ですね。
    こういうエピソードを、
    例えば「施設訪問こぼれ話」のようなものとして「エッセイ」にまとめられたらどうでしょう?
    「西アコ」で飛ぶように売れそうな気がします。

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  5. 鞠と殿様な河内のオカン2011年9月8日 18:45

    「BON先生の音楽横丁」、といった感じの本ができるといいですね。私の大のなかよしさん、くま女房サンが、「師匠が編曲なさった曲あれこれを、師匠の80歳のお祝いに一冊の
    ブックレットにできたら。。。」と、しょっちゅう言ってハリます。「あんたヒトリやったら無理やで。力になってくださるヒトをいっぱい集めなアカンよ。」とツッコんでます。
    きくさま、しかるべし時がきたらカノジョの力になってやってくださいませ。

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  6. 鞠と殿様な河内のオカンさんへ

    お力になりたい、と言いたいのですが…BON先生の80歳といえばまだかなりの年数がありますね。

    喜寿祝いに「編曲集?」をというのは、どうでしょう?

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